柳田のり子
ザリガニが うごかない。
しんじゃったのかなあ。
バシャン バシャン
ゆすぶってみた。
もそ もそ もそ。
うごいた。
やっぱり とうみん中 なんだな。
よかった。
春に なるのが まちどおしいな。
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これは、私の出身地の文集「かわぐち」(昭和60年16号)に載った作品です。
「とびらの詩」ということで、表紙を開いてすぐのところにババーンと。
嬉しかったなぁ。
書いたのは、小学2年の時。
活字デビューは詩だったんですね。
今と文体が変わってないような気がするよ。
成長してないのか……