2007年08月30日

夫婦万歳-メオトバンザイ-(その4)

   海原雄山夫婦

 美食家を
 軽蔑していたはずだった

 確かに我が家では
 キャビアとトリュフとフォアグラをごはんの上にたっぷり載せ
「今日のお昼は世界三大珍味丼よ〜」
 なんて事はしない

 しかし
 だしの素を使わず
 かつお節でだしを取り
 粉チーズを使わず
 パルミジャーノ・レッジャーノをすりおろし
 サラダ油より
 エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルや
 ごま油を多用し

 全てささやかではあるけれど
 明らかな贅沢
 食いしん坊の旦那と
 拒食癖のある自分のための

 美味しいと感じながら食事をするのが
 私には難しい
 不眠症の人が
 普通に眠れないのと同じ

 海原雄山さん
 ブリア・サヴァランさん
 北大路魯山人さん

 罪悪感は無かったですか
 お金についてじゃなく
 美食そのものに

 私は少しあるけれど
 生きるために必要なので
 やめられません

 旦那も喜ぶしね


posted by 柳屋文芸堂 at 10:19| 【詩】夫婦万歳-メオトバンザイ- | 更新情報をチェックする
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