2013年03月23日

オカマ板前と春樹カフェ(22/49)

 来月最初の日曜日、空いてますか?
 もし用事がなければ、夕方の六時に私の家に来てください。お店で出す料理を作ってみます。


 羊の絵が描いてあるカードを買って、招待状にした。すぐに「楽しみにしています」と書かれたハガキが返って来た。周平さんと手紙でやり取りしていることをナナさんに伝えると、
「平安貴族か!」
 とつっこまれた。もう外はずいぶん寒く、街路樹の葉がはらはら落ちていたけれど、あたしは人生で一番あたたかくなっていた。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:41| 【中編小説】オカマ板前と春樹カフェ | 更新情報をチェックする
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