2013年03月23日

オカマ板前と春樹カフェ(23/49)

「休日出勤になっちゃって」
 約束の時刻、周平さんは背広でやって来て言った。ベージュ色の薄いコートを受け取り、ハンガーにかける。
「すみません。仕事、大丈夫でした?」
「うん、ちゃんと終わらせて来たから大丈夫。そうだ、今日の材料費と手間賃払うね。食後にレシート見せて」
「そんなのいいですよ」
「そこはきちんとしておかないと。お腹空いたなぁ」


posted by 柳屋文芸堂 at 00:40| 【中編小説】オカマ板前と春樹カフェ | 更新情報をチェックする
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