2010年08月05日

たわむれ(その4)

どうしたの? ロボットみたいな あなたの目
             ギュッと抱きしめ ほぐしてあげる



 あんまり忙しい毎日が続くと、心が勝手に「人間である事」をやめてしまう場合がある。そういうのは、その人の目をちょっと覗くだけで、分かってしまう。相手が恋人だったらギューッと体を抱きしめるし、友だちだったら何時間でも喫茶店に居座って、愚痴を聞く。

 それじゃあ、またね。と言って別れる時、相手の瞳に「人間の色」が戻っていると、ほんの少しだけ安堵する。でもまたどうせ明日から、多忙な毎日が、人間の心をすり減らす灰色の日々が、始まってしまうのだ。

 やっぱり根本的解決のためには、会社の社長を射殺するべきなのかしら?
 それとも人事部長?
 厚生労働省の偉い人?

 私には難しい事は分からないけれど、とにかく今の日本で一番早くに解決してもらいたいのは「過労問題」だ。周囲に被害者が多いから、余計にそう思う。

 私自身はこの数年、ブラブラ生きているので、過労とは無縁だ。
 だんだん「普通の労働」とも無縁になりつつある。ヤバイ。
 ちったあ働いたらどうなんだ、自分。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:15| 【短歌】たわむれ | 更新情報をチェックする