2010年08月04日

日常美術館(その2)

   香水広場

 変に香りの良い霧雨が降っている。
 耳を澄ますと、鳥が、

 プレパラピレン
 ピレパラプリン
 ピリピリピリ……

 確かに化学的な雨だ。

「おはようございます!」

 突然の大声に驚いて振り向くと、
 女が携帯電話で話していた。

 時計は午後二時を指している。

 先生の所に急がなければ。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:47| 【詩】日常美術館 | 更新情報をチェックする