2010年08月04日

日常美術館(その9)

   首輪

 自分の人生が台無しになるのを
 見ていられない
 このまま檻の中で
 朽ちていくのか

 きみが望んで
 きみがすすんで
 入っていったんだよ?

 そうかな。
 本当にそうなのかな。

 小さな窓に切られた
 小さな青空を見上げ

 いつか必ずここから
 脱走してみせる

 そう決意して
 今日も私は
 檻の中をピカピカに磨き上げる
posted by 柳屋文芸堂 at 23:29| 【詩】日常美術館 | 更新情報をチェックする