2010年06月01日

ど素人南イタリア旅行記(その11)

4、あとがき&後日談
 
 旅行中に書きためたメモを元に書くから簡単だろう……
 なんて考えは甘かったです。
 いやはや大変だった。

 書いてみて、自分が思った以上にアニメや漫画を意識して日々を送っているのだと気付きました。
 何かというと出て来たもんね。

 やたらに勤め先を聞きたがる人の気持ちは今も分からない。
 あっちが常識でこっちが非常識だったのだろうか。
 うーむ。

 でもおばさん達は本当にうるさかった。
 ああはならないよう気を付けよう。
 無理かなぁ。
 声大きいし、デリカシーに欠けるし。

 いつか私も……!
 って目指したくはない。

 イタリアの各地で松を見た事や、
(「ローマの松」という交響楽を初めて聴いた高校時代、
「ローマに松なんてあるんかいな」
 といぶかしく思った。
 たーくさんありましたよ!
 生えているだけでなく、松ぼっくりの形をした大きな魔よけがあちこちに置いてあった)

 Dちゃんの発した、
「缶コーヒー」
 という言葉に、
「ター!!」
 と叫んだ事など、
(美味しいコーヒーが飲める bar(バール) があちこちにあるのに、何故そんな単語を思い出せるのだ?
 でも日本の自動販売機とコンビニは便利だな〜 とも感じた)

 書き忘れた出来事も多いが……
 ってここで書いちゃった。えへ。

 治安が悪い悪いと聞いていたけれど、何も盗まれなかった。
 日本の治安もどんどん悪くなっているから、そんなに気にならなかったのかもしれない。
 グローバル・スタンダードに近付いた?
 イヤだなあ。

 メモ帳を無事持って帰る事が出来たのは、めでたい。
 そのおかげでこの本が書けた。

 後日談を少々。

 まず私の体調だが、帰宅後数日で元に戻った。
 やはり団体行動から離れたのが1番の治療になったのだろう。
 孤高の主婦のり子(ワガママとも言う)

 お土産の数々は、友人・先生・親戚に喜んでもらえた。

 ちかさんからは、
「どうして私がこの本の大ファンだって分かったの?!」
 というメールが届いた。
 付き合いが長いと(かれこれ20年)分かるんだねえ。

 感極まったのか、
「本の最後に、
『泉"オレの人生コメディーだぜ!"ちか』
 って入れて!!」
 との事。

 変な人。
 でもこういう訳の分からなさは大好きだ。

 特別なものを用意出来なかった友人たちには、この本をお土産として渡すつもりでいる。喜んでもらえなかったらどうしよう。でもクタクタだったし、ユーロ高だったし、許して。

 アマルフィの閉店間際の雑貨屋で買ったタラッリは、唐辛子味が強くて辛かった。
 でも美味しかった。
 日本ではなかなか手に入らない品なので満足。

 懸案だったモッツァレラチーズは、水ももれず、腐りもせず、無事胃袋に収まった。工場で食べた時ほどではないにせよ、味も悪くなかった。あそこまでフレッシュなチーズは、現地でないと食べられない。
 貴重な体験をしたなぁ、と思う。

 買い忘れた塩は、成城石井で購入(イタリア南部にあるシチリア島の岩塩)
 はっきり言って魔法の粉。
 もう日本の塩には戻れない。

 戻れないと言えば、コーヒー。
 イタリア製の直火式エスプレッソメーカーを買っていれるようになってしまった。
 火加減が難しくて、まだあの味は出せない。
 今後も研究を続ける予定。

 アルベロベッロを舞台にしたファンタジー小説は……
 いつか書けるのだろうか。
「こうすれば、もしかしたらいけるかも」
 という構成のアイデアを、この旅行記執筆中に思い付いた。
 でもどうなるか不明。
 忘れた頃に書き上がる……かも。

 旅行の後、母から電話があった。
「あんた、ベロベロベッロに行ったんでしょ?」
 行ってねえよ!!!

 旅行中、必要性をひしひしと感じたリスニング力を強化して、いつかまたイタリアに出発したいです。そう言いながらこのひと月、これを書くのに忙しくて、イタリア語の勉強をすっかりサボってしまったのは内緒。

 最後に、この旅行に付き合ってくれたDちゃんと、読んでくださった皆様へ一言。
 Amo(アモ)!

柳田のり子


初版:2007年8月19日
著者:柳田のり子
表紙:泉"オレの人生コメディーだぜ!"ちか
posted by 柳屋文芸堂 at 11:19| 【旅行記】南イタリア旅行記 | 更新情報をチェックする