2009年12月13日

ど素人「狂言」談義(その4)

・狂言を見るには?

 新しい趣味を始める時、みなさんはどうしますか?
 今はインターネット上に情報があふれていますから、
「Yahoo!やGoogleで検索してみる」
 という人が一番多いかもしれません。

 確かに手軽さではこれに勝るものはないと思います。
 ただ、関連サイトが多過ぎて、自分の本当に欲しい情報が得られない可能性があるのが難点ですね。

 関連書籍を読む、という方法もあります。
 本屋も良いですが、私は図書館をおすすめします。
 一つの棚に役に立ちそうな本がずらっと並んでいて、しかも借りるのはタダ!
 系統立った知識を得られるのが、本の良い所ですね。
 難点は……本屋や図書館に行くのがめんどう、近所に図書館がない、本代が惜しい、あたりでしょうか。

 その道に詳しい友達を頼る、というのもあります。
 実はこれ、私がよく使う手でして、パソコンの使い方は全面的にこの方法で覚えました。
 趣味を同じくする友人というのは一緒にいてとても楽しいですし、社交好きな人にはぜひともおすすめしたいのですが、いかんせん、そうそう都合のよい友達が見つかるとは限らない、というのが難点ですね。

 方法は色々あります。
 でも何より大切なのは、
「常に心に留めておく」
 という事ではないでしょうか。

 そうすると、
「つかむべきしっぽ」
 が不思議と向こうから飛び込んで来るものです。

 これだ!
 と思ったら、経済的・時間的に許す限り、しっかりつかんで本体を引き寄せる!

 ……話が何だか抽象的になってしまいましたね。ごめんなさい。

 私が、
「狂言をもっと見たい。より深く味わいたい。」
 と思った後に何をしたかを話さなければ。

 具体的には、図書館で入門書を借りたり、そこに出ていた狂言関連サイトに行ってみたり、まあ手当たり次第にやりました。
 その中で最も私を狂言に近付けたものは何か?

 答えは「歩く」

 は?
 と思う人も多いでしょう。
 けれども、狂言が見たい、という気持ちを、「常に心に留めて」歩くと、意外にも沢山の公演告知ポスターが目に入るのです。

 前章の「妖怪狂言」も、そうやって知った公演でした。
 その数ヵ月後、地元のホールで再び茂山家の狂言(古典のみ)を見る事が出来たのも、駅構内のポスターのおかげでした。

 都会から離れた場所では難しい方法でしょうし、この高度情報化社会で、
「情報は足で集めろ!」
 なんて馬鹿らしいと思いますから、無理におすすめはしません。

 公演日を調べたり、知識を増やしたりするために、もっと要領の良いやり方はいくらでもあります。
 ただ、「常に心に留めておく」というのはどんな時でも大切ですから、常に心に留めておいてくださいね。
 ……あれ? くどい?

 一度勇気を出して公演に行ってしまえば、関係する公演のチラシをもらえますし、あとは芋づる式です。ポスターにしてもチラシにしても、見るだけでけっこう楽しめます。

 狂言公演のチケット代は、もうそれこそピンキリですが、だいたい平均すると四千円くらいでしょうか。
 若手中心だと安い傾向があります。
 高ければ面白いという訳ではないので(高いと玄人好みの演者・演目だったりします)自分のお財布と相談しながら行く公演を決めましょう。

 失敗(期待はずれ・がっかり)を恐れてはいけません。
 勉強代だと思えば安い、安い。(そうでもないか)

 大学の狂言研究会等の公演になると、もっと安くてなかなか楽しいらしいのですが、残念ながら一度も行った事がありません。
 情報不足でごめんなさい。

 狂言を知るきっかけになりそうなものを、終わり近くの「情報コーナー」の章にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
posted by 柳屋文芸堂 at 21:54| 【エッセイ】ど素人狂言談義 | 更新情報をチェックする