2009年09月27日

ぬか漬け日記(その25)

   五月二十八日
 果物が熟れて美味しくなるのは、何の作用なのか、農大出身の友人に質問メールを出した。

 自分でも調べてみようと、図書館に行く。ぬか漬けについて科学的に、かつ初心者にも分かりやすく書いてある本はないかと探し回ったが、全く見つからない。料理本コーナーの本は実践的で、菌のことはほとんど書いてないし、生物学のコーナーの本は菌について詳しく書いてあっても、ぬか漬けについての記述はおまけ程度だ。その他関連のありそうなコーナーはあらかた見たけれど、どこにも置いてない。

 これはもう、自分で書けという事か。

 夜、塩小さじ半分を入れてぬか床をかき混ぜた。今日は白ウリを漬ける。いつも行くスーパーではなく、駅ビルに入っている八百屋で見つけたのだ。縦半分に切ると、種がたっぷり詰まっている。メロンの種をやわらかくしたような感じ。何となく、これも食べられそうな気がする。しかし実家で食べたウリの漬け物に、種は付いていなかった。もったいない、と思いながら、スプーンで種をきれいに取り除いた。皮がある方を上にして、ぬかの中に埋めた。
posted by 柳屋文芸堂 at 12:35| 【エッセイ】ぬか漬け日記 | 更新情報をチェックする