2008年10月21日

その音の響く夜に(その10)

 なっちのマンションにも、片親の子供が何人かいた。この手の情報は噂の力で広まるので、本人に無神経な質問をする事は避けられた。
 今回だって、ちょっと考えれば分かったはずなのに。
 親切にしてくれた一太と銀に嫌な思いをさせてしまったと思うと、苦しかった。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:43| 【中編小説】その音の響く夜に | 更新情報をチェックする